2019年11月15日18時48分
  • 慈愛の預言者、ムハンマド
    慈愛の預言者、ムハンマド

預言者は、抑圧された人々、虐げられた人々を助けたいという思いから、まだ預言者になる前の若い頃、「勇者たちの契約」という契約に参加しました。

この貴重な契約の締結につながった出来事とは、次のようなものでした。

 

ある日、やせた中年の男が、カアバ神殿の傍らにある台座にのぼり、こう叫びました。「クライシュ族の人々よ、メッカほどの町で、財産を不当に奪われた、よその土地の人間の問題に対処してはいただけないか」

 

彼はゾバイド族の出身で、商売のため、商品をメッカに持ち込んでいました。アースという人物が、彼の商品を購入したのにその代金を支払っていませんでした。ムハンマドはその話を聞いて心を痛め、そのゾバイド族の男性の権利を取り返してやろうと思いました。そこで町の勇敢な人々を集め、それ以上、不当な行動がとられないようにするための解決策を考えることにしたのです。こうして彼らは、今後無力な人や抑圧された人を支援し、彼らを圧制から守ることを誓い合ったのです。

 

この契約は、「勇者たちの契約」としてまたたくうちに広まり、メッカの人々の知るところとなりました。多くの人がこの若者たちの行動を賞賛しました。翌日、彼らはアースのもとに、“よその土地から来た男の商品の代金を支払うように”というメッセージを送りました。アースは畏怖の念にかられ、男に代金を支払いました。これは、ムハンマドが加わった最初の集団であり、契約でした。彼はいかなるときも、虐げられた人々の権利を守る「勇者たちの契約」を忘れたことはなく、この契約に心から満足していました。預言者ムハンマドは、次のように語っています。

 

「この契約の代わりに赤毛のラクダを与えられたとしても、これほど喜びはしなかっただろう」

 

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