9月 02, 2022 14:30 Asia/Tokyo

皆様こんにちは。このシリーズでは、イランで実際に使われているペルシャ語の生きたことわざや慣用句、言い回しなどを毎回1つずつご紹介してまいります。

今回ご紹介するのは、「手を白黒にしない」です。

ペルシャ語での読み方は、Dast be siyaah o sefiid nazadanとなります。

この慣用句は、自分からは全く何もしないことを意味し、怠けて何もしないこと、または、手を拱いて何もできないこと、あるいは自分からはあえて何もしない場合などに使われます。

日本語では「縦の物を横にもしない」といえば、非常にものぐさで何もしないという悪い意味を表しますが、ペルシャ語のこのことわざは良い意味と悪い意味と両方あるようです。たとえば、「あなたは(手を黒白しなくとも)何もしなくても全てうまくいく」、「全く、あの人は(手を黒にも白にもつけず)自分では何もやらない」といったように、良い意味でも悪い意味でも使われているのを聞いたことがあります。

また日本語では「目を白黒させる」、「白黒はっきりさせる」というように白黒と言われています。しかし、ペルシャ語では「黒白」と表現し、「黒白写真」、「物事を黒か白かに決め付ける」といったように、日本語とは逆になっています。

ちなみに、日本語で言う「面目がつぶれる」という表現に相当するものとして、ペルシャ語では「顔が黒くなる」という言い方があります。さらに、ペルシャ語で「白い顔」といえば、隠し事などがなく潔白で堂々としていられる、無実の状態を表します。

以上、今回は色にまつわる慣用句をご紹介しました。それではまた。

 


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