10月 08, 2021 18:37 Asia/Tokyo

皆様こんにちは。このシリーズでは、イランで実際に使われているペルシャ語の生きたことわざや慣用句、言い回しなどを毎回1つずつご紹介してまいります。

今回ご紹介するのは、「バッタの足をソロモン王に捧げる」です。

ペルシャ語での読み方は、Paa-ye malakhii nazd-e Soleimaan bordanとなります。

この表現は、誰かに何か贈り物をするときの謙譲表現で、日本語にもある「つまらないものですが」、「ささやかな贈り物」、「ご笑納ください」に相当するかと思われます。

この表現は、預言者ソレイマーンが軍勢を引き連れて自らの領内に遠征した際、やはりたくさんの仲間や部下を従えている蟻のリーダーに出くわし、蟻のリーダーと論議を交わした後に、蟻からバッタの足をご馳走に振舞われた際、預言者ソレイマーンにとってはごく小さな贈り物に思われた、とする物語に由来しています。バッタやイナゴの足が、預言者や人間に対しては大きさや価値の面でもごく小さい、つまらないものであることは、容易にご想像いただけるかと思います。

イラン・ペルシャ語文化圏にも、日本によく似た、こうした謙譲の文化が存在することは大変興味深いのではないでしょうか。それではまた。

 

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