10月 14, 2021 15:52 Asia/Tokyo

皆様こんにちは。このシリーズでは、イランで実際に使われているペルシャ語の生きたことわざや慣用句、言い回しなどを毎回1つずつご紹介してまいります。

今回ご紹介するのは、「脚韻のスペースが狭くなって、詩人が無意味なことを言う」です。

ペルシャ語での読み方は、Chon qaafie tang aayad, Shaa'er be jafang aayadとなります。

ペルシャ語では特に、複数行にまたがる詩や、対句の形で詩を吟じる場合、多くの場合脚韻を踏むことになっていますが、脚韻にこだわるあまり、意味的にでたらめな内容を無理やり字句に押し込めたため、詩の意味内容が通じなくなったということから転じて、この表現は「論理に窮して辻褄の合わないことを言う」ということを意味するようになりました。

日本語でも短歌や俳句を作る場合、音節の数や季語を入れるなど、一連の決まりを守る必要があるものの、意味内容が通らなかったのでは作品としての価値がなくなります。イランの詩人の作品は、意味内容的にも奥深いと同時に、音韻上の決まりも見事に守られ、朗読として聞いていても非常に美しく感じられます。

今回ご紹介したことわざも、すでにお気づきのように文章の前半と後半で脚韻を踏んでり、音読の際の語呂合わせが整っています。今後も、ぜひ皆様にこうしたペルシャ語の面白さを味わっていただければと思います。では次回もお楽しみに。

 

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