1月 07, 2022 05:30 Asia/Tokyo

皆様こんにちは。このシリーズでは、イランで実際に使われているペルシャ語の生きたことわざや慣用句、言い回しなどを毎回1つずつご紹介してまいります。

今回は、イランで最も盛んなスポーツの1つであるレスリングに由来することわざをご紹介しましょう。

それは、「リングの外に座って、相手をびっこにしなさいと(やっつけるよう)命じる」です。

ペルシャ語での読み方は、Biruun-e goud neshaste mi-ge leng-esh konとなります。

このことわざは、ある物事に携わっている当事者の苦労は外部の人にはわからない、という意味を表します。

確かに、岡目八目と言われるように、物事を遠くから見たほうが中立的、客観的な判断ができる場合もあるかもしれませんが、遠くから見ている傍観者にとっては楽で簡単そうに見えても、現場で何かに関わっている人にとっては、まさに台風の目の中にいるようなものです。

このことわざにもある通り、自らはリングの外に立って相手と戦わず、あれこれ命令するのは簡単かもしれませんが、実際に対戦相手と戦っている人からすれば、「外部の人に何が分かるか」と言いたくなるのは普通ではないでしょうか。それこそ、そういう人に対しては、人の身になって考える、わが身をつねって人の痛さを知ってもらいたいものですね。それではまた。

 


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