1月 22, 2022 00:20 Asia/Tokyo

皆様こんにちは。このシリーズでは、イランで実際に使われているペルシャ語の生きたことわざや慣用句、言い回しなどを毎回1つずつご紹介してまいります。

今回ご紹介するのは、「金は手垢のようなもの」です。

ペルシャ語での読み方は、Puul mesl-e cherk-e kaf-e dast astとなります。

このことわざが本来意味しているのは、「手垢や手の汚れは、洗剤と水で洗えば簡単に消え落ちてなくなる。それと同様にお金も、一時的に手に入ったとしても、それはすぐに使ってなくなってしまう、あるいはいつでも簡単に失う可能性がある」ということです。またもう1つの意味としては、お金や財産にこだわり過ぎている人、物的な富のために害悪をこうむった人に対して、富や財産に胡坐をかいてうぬぼれてはならない、という戒めの意味もあります。

日本語でも、「金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い」と言われますが、金銭や物的な財産をある意味で空しいもの、それにこだわり過ぎてはいけないという概念は、イランでも共通しているといえます。とは申せ、これを実行するのは決してたやすい事ではありません。だからこそ、物や金銭の有効性とマイナス面を知った上で、うまく活用し、適度な距離感を持って付き合うことが大切ではないでしょうか。それではまた。

 


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