May 12, 2022 15:00 Asia/Tokyo

皆様こんにちは。このシリーズでは、イランで実際に使われているペルシャ語の生きたことわざや慣用句、言い回しなどを毎回1つずつご紹介してまいります。

今回ご紹介するのは、「狼の挨拶は欲望なしではない」です。

ペルシャ語での読み方は、Salaam-e gorg bi-tama' nistとなります。ここで言う狼とは、表向きは友情を装って相手に近づき、実際には相手を利用して自らの利益を追求しようとする、いわば詐欺師やペテン師のような人物を指しており、いわば英語でいう友人(フレンド)と、敵(エネミー)を掛け合わせたフレネミーに近いと思われます。

即ち、このことわざは、他人と関係を持つときには、特に相手の示してくる好意や友情のアピールに対し、その背後に悪意や詐欺などが隠れていないか十分注意する必要がある、ということを意味しています。

世界中どこにあっても、外面上いかにも善人や人のためを装って、実際には相手を悪用、搾取するなどという話は枚挙に暇がないようです。人間は確かに、生きていく上で誰かと関係をもたなければなりませんが、相手の悪意に騙されないよう、人間関係の構築に当たっては十分注意したいものですね。それではまた。

 


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